甲状腺の病気は遺伝しやすい傾向がある

珍しいタイプの病気である橋本病やバセドウ病といった甲状腺の病気は、血縁に患者がいると遺伝することが多い病気となります。祖父母や両親といった近い世代の家族に患者がいるのであれば、その家族は将来に自分も発症してしまう可能性が高くなってしまいます。 病気の初期症状は髪が抜けやすい、疲れやすい、肌が荒れやすくなる、微熱が出るといったものです。風邪に似た症状も含まれているので、判断がつきにくい場合があります。 これらの症状が長い期間で続いていて、身内に患者がいる人は注意する必要があります。病気の治療は投薬治療がされますが、症状が悪化すると毎月注射を受けることになります。軽い状態で病気を緩和していくためには、早めに自分も家族と同じ病気にかかっていないか気付くことです。

病気を疑ったら血液検査を受けよう

家族に患者がいると自分も遺伝している可能性がある甲状腺の病気は、風邪でもないのに熱があったり、ずっと体の調子が悪いような状態になります。ですから、早めに検査を受けることがおすすめします。 病気でないか特定する検査は血液検査で行われ、血液中に含まれるある特定のホルモンの値を調べることで判断してもらえます。若い年齢の人で発症してしまっている人は早く投薬治療を開始することで、ホルモンの状態が安定して体も健康に戻っていきます。 病気は早めの段階で気づけなかった場合に、進行すると次のような症状が出るようになります。代謝の異常による糖尿病、まぶたの痙攣や眼球の突き出し、関節系のリュウマチ、悪性の貧血などの重い症状です。身内に患者がいる人で一つでも当てはまる症状が出ていれば、ホルモンの値を血液検査で調べてもらいましょう。

疑わしい症状がなくても、50歳以上になったら検査が必要

家族が甲状腺の病気にかかっていても、関連した初期症状が起こっていなければ基本的に検査の必要はありません。しかし、体の機能が衰えてくる50歳以上のなったら、発症している可能性があるので念のために検査しておくことが良いです。加齢で体が衰えてきたことで機能に問題が出て、遺伝性のある病気は発症しやすくなります。 50歳以上で知らずに発症してそのままだったら、若い時と比べて体の不調を大きく出てしまう恐れがあります。丈夫な老後を過ごしたいと思うのであれば、50歳を過ぎたら病院で検査を受けてみることが大切です。 病気の治療は悪化すると治療代金も高くなっていくので、経済的な負担を軽減するためにも検査は必要なものとなります。事前に専門の病院をチェックしておいて、検査を受ける目途をつけておくことです。
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